生活学科 食物栄養専攻


食べたものが、未来をつくる。
地域や家族の健康と笑顔を支える。
地域や家族の健康と笑顔を支える。
“食”は生きていくための基本です。
健康なカラダをつくるばかりでなく、健康なココロも育む「食育」や、病気を予防する「予防医学」の観点からも重要性が高まっています。
多くの実習や体験をとおして“食”の大切さを学び、自分の、家族の、そして地域社会の未来をつくる知識と技能をそなえた“食”のスペシャリストを養成します。
健康なカラダをつくるばかりでなく、健康なココロも育む「食育」や、病気を予防する「予防医学」の観点からも重要性が高まっています。
多くの実習や体験をとおして“食”の大切さを学び、自分の、家族の、そして地域社会の未来をつくる知識と技能をそなえた“食”のスペシャリストを養成します。

おしらせ ~ News & Topics ~
- 2023.05.17
- 2023.03.15
- 2023.02.07
- 2022.12.16
- 2022.12.15
- 2022.12.05
教員からのメッセージ
人生100年時代と食
学科長/野津 あきこ 教授
人生100年時代を迎え、長寿社会をどのように生き抜いていくのかが、問われる時代になりました。そのなかでも「食」は重要な位置づけとなっています。栄養士は健康長寿を支えていく仕事です。人間、食物、環境などの関係性に着目し、ライフステージや身体状況に応じた栄養や食べたものが体にどのように消化吸収され、健康状態の維持・改善につながるのかを学びます。持続可能な開発目標(SDGs)に向けて一緒に学んでみませんか。

学びのポイント
地域に密着したカリキュラムで、広い知識と技能をそなえた食の専門家をめざす。
基礎から実践まで栄養士に
必要な知識と技能を習得
必要な知識と技能を習得
栄養学や衛生学などの基礎から、調理の手法や対象者に合わせた献立作成法などの現場で必要となる専門的な内容まで、幅広く学びます。

強みとなるプラスアルファの
力を身につける
力を身につける
栄養士だけでなく、栄養教諭や医療秘書実務士など、強みとなるプラスアルファの知識・資格を持った食の専門家をめざすことができます。

体験をとおして
実践力を磨く
実践力を磨く
地域イベントに参加したり、地域のプロのシェフや栄養士の方から指導を受けたりと、さまざまなかたちでの学びの機会があります。

学生インタビュー
鳥取の魅力いっぱいの商品を開発したい。
生活学科 食物栄養専攻 2年 Aさん
高校生のとき“とりたん”のオープンキャンパスに3回参加し、座学、実験、調理実習を体験しました。気軽に相談できる“とりたん”の雰囲気も心地よく、入学後のイメージをしっかり持って進学を決めました。食物栄養専攻はグループ実習が多く、いろいろな人と関わり、協力しながら課題に向き合うことで多くの気づきを得ることができました。2年次の学外実習では、栄養士として病院給食の現場に立ち、現場の厳しさと最後まで粘り強く取り組むことの大切さを学び、社会に出てからの心構えができました。第一志望の地元食品会社への就職が決まり、今は夢への一歩を踏み出すワクワク感でいっぱいです。地元愛にあふれた商品を開発し、鳥取の魅力を全国に発信していくことが夢です。

時間割 (1年次/参考) |
1限 9:00~10:30 |
2限 10:45~12:15 |
3限 13:00~14:30 |
4限 14:45~16:15 |
5限 16:30~18:00 |
---|---|---|---|---|---|
MON | 食品加工学 | 生化学 | 解剖生理学実験 | 健康科学 | |
TUE | 英語B | 臨床栄養学概論 | ヒトの科学 | ||
WED | 調理学実習Ⅰ | 栄養情報処理演習 | |||
THU | 栄養指導論実習 | 給食管理 | 栄養学総論 | ||
FRI | 給食管理実習Ⅰ |
地域・ひとと、未来とつながる。
食が好き、地域が好き。
そんな学生たちが2年間でたくさんの経験を積み、地域の健康を守る担い手として一歩ずつ進んでいます。
そんな学生たちが2年間でたくさんの経験を積み、地域の健康を守る担い手として一歩ずつ進んでいます。

Fさん 先生方はとても話しやすくて、私は特に古都先生の真面目な話の途中に出る面白アクションが好きです(笑)。
古都先生 あら、初めて聞きました(笑)。みなさんは本当に明るくて元気ですよね。栄養士養成課程は科目が多く2年間で学ぶのは大変だけれど、料理を作ることや食べることが好きなみなさんだからこそ、計画性を持って動く力も身につくのではと思います。
Fさん やりがいのある授業が多いので学ぶことが楽しいです。実習前の準備や献立作成のことなど、わからないことがあれば適切な指導をしてくださいますし、「Fさんならできる」と声かけしてくださったことが自信につながりました。
古都先生 そう言ってもらえると、私も嬉しいです。視野を広げることができる地域イベントが激減した時期ではあったけれど、学外実習では高齢者施設の入所者さんの様子を知り、施設の栄養士さんから具体的なお話も聞けましたね。栄養士が考えた食事を、いろいろな背景を持つ人においしく楽しく食べてもらうためには、まず相手を知ることが重要です。調理学実習では地域で活躍するプロのシェフに来ていただき、調理技術や地域食材について学ぶこともできました。地域の人に地域の食材をおいしく食べてもらえるよう、幅広く学んでほしいです。
Fさん 座学では鳥取をさまざまな視点から知ることができ、調理学実習では、地域の方から郷土料理や地魚のさばき方なども教えていただき面白かったです。学ぶうちに、私は特に食品官能や食品開発の分野に興味が湧き、希望した食品製造の会社に就職が決まりました。鳥取には海の幸、山の幸がそろっていますから、担当した食品のおいしさを最大限に引き出すことができるようになって、鳥取をより魅力的にしていきたいと思っています。
古都先生 本当に良かったですね。食品のことだけを追求するのではなく、食べる相手のことを考えた商品開発や、衛生管理の行き届いた工場内での食品製造など、栄養士として学んだことはきっと活用していけます。食べることは一生涯続きます。自分や周囲の人たちの健康を保持しながら、やりたいことや夢に向かって精一杯努力してほしいと思います。期待していますよ。
Fさん 期待されちゃいました(笑)。頑張ります。


食をとおして、多くの人に笑顔と元気を
生活学科 食物栄養専攻 令和2年度卒業
シダックスフードサービス株式会社 中国支社
(社会福祉法人あゆみ会 トーゲン倉吉 勤務) Tさん
シダックスフードサービス株式会社 中国支社
(社会福祉法人あゆみ会 トーゲン倉吉 勤務) Tさん
厨房業務の、主に調理、盛り付け、洗浄、納品、検品を担当しています。提供時間に間にあうよう作業効率を考えながら行動することや、アレルギーだけでなく嗜好にあわせた個人対応など、覚えることも多く大変です。揚げ物を爆発させるという失敗をしたときには調理技術不足も感じました。でも、喫食者の方においしいと言ってもらえたときは本当に嬉しく、調理や盛り付けが早くきれいにできたときには達成感とやりがいを感じます。
“とりたん”に入学する前は、初対面の人とコミュニケーションをとるのが苦手でした。オープンキャンパスのスタッフやボランティアに参加することで他学科の人とも交流する機会が増え、次第にコミュニケーションをとれるようになりました。今では職場でも人見知りせずに良好な関係が築けていますから、ぜひいろいろな機会を見つけて積極的に参加することをおすすめします。食を通して多くの人を笑顔に、元気にするため、これからもっと実務経験を積んで管理栄養士の資格を取得し、知識の幅を広げていきたいと思います。
[ 就職・進学実績 ]
[ 主な就職先 ]
●病院(栄養士、医療系事務) ●委託給食会社(栄養士) ●高齢者福祉施設 ●児童福祉施設 ●公務員(専門職系) ●食品関連企業(製品開発・品質管理) ●一般企業 など
[ 進学 ]
●本学 専攻科食物栄養専攻(一年制) ●四年制大学編入(島根大学生物資源科学部、くらしき作陽大学食文化学部栄養学科、美作大学生活科学部食物学科、四国大学生活科学部 など)
社会人入学を希望する方へ
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