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生活学科 食物栄養専攻_2023

地域の健康を守る食のスペシャリスト 地域の健康を守る食のスペシャリスト
食べたものが、未来をつくる。
地域や家族の健康と笑顔を支える。
“食”は生きていくための基本です。
健康なカラダをつくるばかりでなく、健康なココロも育む「食育」や、病気を予防する「予防医学」の観点からも重要性が高まっています。
多くの実習や体験をとおして“食”の大切さを学び、自分の、家族の、そして地域社会の未来をつくる知識と技能をそなえた“食”のスペシャリストを養成します。
授業風景画像

教員からのメッセージ

人生100年時代と食
学科長/野津 あきこ 教授
人生100年時代を迎え、長寿社会をどのように生き抜いていくのかが、問われる時代になりました。そのなかでも「食」は重要な位置づけとなっています。栄養士は健康長寿を支えていく仕事です。人間、食物、環境などの関係性に着目し、ライフステージや身体状況に応じた栄養や食べたものが体にどのように消化吸収され、健康状態の維持・改善につながるのかを学びます。持続可能な開発目標(SDGs)に向けて一緒に学んでみませんか。
学科長

学びのポイント

地域に密着したカリキュラムで、広い知識と技能をそなえた食の専門家をめざす。
1
基礎から実践まで栄養士に
必要な知識と技能を習得
栄養学や衛生学などの基礎から、調理の手法や対象者に合わせた献立作成法などの現場で必要となる専門的な内容まで、幅広く学びます。
食の専門家として活躍するために必要な知識と技能を
2
強みとなるプラスアルファの
力を身につける
栄養士だけでなく、栄養教諭や医療秘書実務士など、強みとなるプラスアルファの知識・資格を持った食の専門家をめざすことができます。
食の専門家として“プラスアルファ”を身につける!
3
体験をとおして
実践力を磨く
地域イベントに参加したり、地域のプロのシェフや栄養士の方から指導を受けたりと、さまざまなかたちでの学びの機会があります。
地域社会も学びのフィールドに

学生インタビュー

たくさんの人を笑顔にする頼れる栄養士に。
生活学科 食物栄養専攻 2年 Hさん
幼い頃から食に関わることに興味があり、調理が学べる高校に通いましたが、さらに栄養や食材について学びを深めたいと思い”とりたん”に進学しました。大学生活2年間はコロナ禍の影響でイベントなどへの参加ができませんでしたが、そのぶん実習をたくさんさせていただき、準備など友だちと協力して能動的に動けるようになりました。「給食管理実習」では、自分たちで献立を立て、学生や教職員のみなさんに食券を販売して給食を提供します。実習の中で改善点を発見できたり、食べてくださる方の意見を直接聞くことができ、自分の成長につながります。もともと人のお手伝いをすることが好きなので、食を通じたくさんの人を助け、笑顔になってもらえる「頼れる栄養士」になれるようこれからも学び続けます
在校生写真
時間割
(1年次/参考)
1限
9:00~10:30
2限
10:45~12:15
3限
13:00~14:30
4限
14:45~16:15
5限
16:30~18:00
MON 健康科学 生化学 解剖生理学実験 臨床栄養学概論
TUE 食品加工学 英語B ヒトの科学
WED 栄養指導論実習 コミュニケーション論
THU 給食管理 調理学実習Ⅰ 栄養学総論
FRI 給食管理実習Ⅰ

地域・ひとと、未来とつながる。

食が好き、地域が好き。
そんな学生たちが2年間でたくさんの経験を積み、地域の健康を守る担い手として一歩ずつ進んでいます。
地域・ひととつながる 自分の得意を生かし社会での役割をカタチにする
古都先生 Nさんは学友会長としても頑張りましたね。
Nさん 学友会は古都先生に誘われたからですよ。この一年はいろいろな改革の年にもしましたし、例年は改選と同時に任務終了でしたが、今年は新旧合同で活動する期間を設けて次の人たちにスムーズに引き継ごうと思っています。
古都先生 私の目に狂いはなかった(笑)。物怖じせず何にでもチャレンジするNさんですからね。地元企業と”とりたん”のコラボ商品の開発にも携わり、「りんごとおいものクリーム大福」は山陰両県の量販店で販売されましたね。
Nさん 企業の方と私たち学生の有志十数人とで試行錯誤しましたが、少しは栄養士っぽい意見も言えたかなと(笑)。
古都先生 食品官能評価・鑑別演習の授業や、調理学実習では調理の基礎から和・洋・中の料理まで多様に学びました。和食のマナー講習では懐石料理を食べに行き、講師の先生が箸の持ち方が基本だと強調されましたね。
Nさん 箸を持つ手がぷるぷるして(笑)。でも、和食のマナーを学ぶのは初めてでプロのシェフに教わったときは、栄養士とは違う視点の学びを深めることができました。
古都先生 卒業後には地元山陰で働く人が多いので、地元の食材や料理を理解して、栄養指導やレシピ考案の際に活かしてほしいし、地元の方に喜ばれる食事を提供し、健康面をサポートできる栄養士になってほしいと思っています。卒業後の夢は?
Nさん 就職内定はいただいているので、働きながら管理栄養士の資格と、中学高校の剣道部時代から関心があったスポーツ栄養士の資格も取りたいです。”とりたん”を選んだのもスポーツ栄養が学べることが決め手で、将来はジュニアアスリートを栄養面で支えられたらと思っています。
古都先生 しっかり考えていますね。どんな職種でも20代は修業期間と思って管理栄養士、そこから次のステップです。地元で輝ける栄養士になってくださいね。
Nさん 頑張ります。私もずっと地元で暮らしたいので、ここで学んだことを活かして地元をもっと活性化できるような栄養士になろうと思います。
未来とつながる
未来とつながる
実務経験を積み、 管理栄養士の資格取得をめざす
生活学科 食物栄養専攻 令和2年度卒業
シダックスフードサービス株式会社 中国支社
(社会福祉法人あゆみ会 トーゲン倉吉 勤務) Tさん
主な仕事は、厨房業務の調理や盛り付け、納品と検品、献立作成、発注です。作業工程や数値を考えながらの献立作成は簡単ではなく、アレルギーや嗜好に合わせる個人対応は間違えないように覚える大変さがあります。けれど、自分が考えた献立や料理を「おいしかった」と言ってもらえたり、おはぎや恵方巻きなどいつもより手間がかかる行事食をつくったときに笑顔で喜んでもらえたときなどは、やりがいと達成感も倍増します。
“とりたん”入学前には人見知りする性格でしたが、オープンキャンパスのスタッフやボランティア活動に積極的に参加することで他学科の人と交流する機会も増え、初対面の人とも気後れせずにコミュニケーションがとれるようになりました。おかげで職場でも良好な関係を築けています。実務経験を積みながらさらに多くの知識を吸収して管理栄養士の資格を取得し、食を通して多くの人を笑顔に元気にしたいと思っています。
[ 就職・進学実績 ]
[ 主な就職先 ]
病院(栄養士、医療系事務) 委託給食会社(栄養士) 高齢者福祉施設 児童福祉施設 公務員(専門職系) 食品関連企業(製品開発・品質管理) 一般企業 など
[ 進学 ]
本学 専攻科食物栄養専攻(一年制) 四年制大学編入(島根大学生物資源科学部、くらしき作陽大学食文化学部栄養学科、美作大学生活科学部食物学科、四国大学生活科学部 など)

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