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倉吉市の中心市街地・商店街で1年生が学外研修

    1年生の後期に開講する「プロジェクト演習(ビジネス)」は、地域が抱える課題を主な素材として、チームによる課題解決型学習(PBL:Problem Based Learning)を通じて職業生活、市民生活に対する問題意識を高め、自己理解を深め、社会的・職業的に自立していくための能力開発に取り組む姿勢を築くことを目的としています。今年度は、「倉吉市の中心市街地・商店街をいかに活性化するか」というテーマで取り組んでいます。

    この授業の特徴の一つは、テーマに関わる取り組みをされている外部の方に講義していただくとともに、学生自身が現場に出かけその目で確かめることにあります。このフィールドワークを11月11日と12月2日~3日の2回に分けて行いました。そのうち、今回は、行政の方や実際に空き店舗を活用し商売されている方からお話を聞かせていただいた12月の回を紹介します。

    学生は事前に「倉吉市中心市街地活性化計画」を輪読し、空き店舗活用事業について調べるなど準備をしてから臨みました。しかし、「データ分析で得てきた知識のため、実際にある中心市街地・商店街の在り方がわからない」と文献だけの調査の限界を感じたり、「資料を読んだりインターネットで調べ物をする限り中心市街地・商店街にそこまで良いものがあるのか」疑問視していました。

    ところが、フィールドワークによって「地域で働く人たちの生の声、そして店内の様子、あいさつ、そこでの生き方などを体験できたことは非常に良かった」と感じたり、「実際に街を歩いてみると、魅力のある店舗が多くあること」に気づくなど、充実感や新たな発見があったようです。

    今後は、こうした感想をもとに、いかにして倉吉の中心市街地・商店街を活性化させるかを自分たちで考え、まとめていってもらいたいと思っています。

     

    ▽白壁土蔵の街並みをフィールドワーク

    写真①

    ▽中心市街地活性化計画の講義を受けグループワーク

    写真②

    ▽市役所の方に空き店舗活用事業の講義を受ける学生

    写真③

    ▽市の創業支援制度を活用されたお店の方にお話を伺う

    写真④

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