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幼児教育保育学科の國本真吾教授が著作『ライフワイドの視点で築く学びと育ち』を上梓しました!

    幼児教育保育学科の國本真吾教授(特別ニーズ教育学)が、自身としては初の単著『ライフワイドの視点で築く学びと育ち―障害のある子ども・青年の自分づくりと自分みがき―』(日本標準ブックレットNo.26)と題する新刊を上梓しました。

    本書のテーマは、「障害者の生涯学習」です。これまで、障害のある人の学校教育以外の学びの場が、必ずしも整備されているとはいえる状況ではありませんでした。しかし、文部科学省が「特別支援教育の生涯学習化」の方針を打ち出したことで、政策の大きな転換がこの間図られています。国が取り組む障害者施策を学校教育にとどめず、新たに生涯学習施策として総合的に展開する時代になりました。そうしたなかで、特別支援学校高等部における短大的な位置づけの「専攻科」の設置や、地域における生涯学習の拠点づくりが始まっています。本書はこれらの新しい政策動向と具体的な取り組みを紹介しつつ、障害のある人たちの発達保障と社会参加を達成する上で、教育が果たす役割を示すものとなっています。

    國本教授によると、「保育・幼児教育を学ぶということは、乳幼児期のライフステージだけに目が向きがちです。しかし、障害のある子どもやその家族にとっては、その後子どもがどのような人生を歩むことになるのか、将来のライフステージへの見通しを助言し、また伴走してくれる保育者や支援者の存在が不可欠です。本書を通じて、障害のある子どもの成長をどう考えていくのか、ぜひつかみ取って欲しい」とのことです。

    ぜひ、お手にとってご一読ください。
    國本真吾:著
    『ライフワイドの視点で築く学びと育ち-障害のある子ども・青年の自分づくりと自分みがき-』(日本標準ブックレットNo.26)
    日本標準:発行、ISBN 978-4-8208-0733-9
    ライフワイドの視点で築く学びと育ち

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