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教育実習の疑問にお答えします!【第2弾とりたんの先輩編】

教育実習の疑問にお答えします!【第2弾とりたんの先輩編】
     
    教育実習の疑問にお答えします!
    幼児教育・保育の領域に興味のあるみなさんにとって、学外実習ってどんなものなのかなぁ…と関心を持つ人は多いですよね。
    2022年8月のオープンキャンパスでは、みなさんから教育実習について、たくさんの質問をいただきました。その場でお答えしきれなかった質問に、とりたんの先生とりたんの先輩たち附属こども園の先生たちがお答えしていきます。
    今日は第二弾、とりたんの先輩たちからの回答です。
    Q1:
    実習で子どもたちと関わる時に大切にしていることや、心がけていることは何ですか?
    A1:
    子どもと目線を合わせる
    子どもの気持ちや考えを大事にして、子どもに寄り添った声かけをしたり、前向きな言葉をかけたりすること
    子どもの話をしっかり聞いて、共感すること(相づちを打つことも大切)
    子ども相手でも、子どもを尊重し、上から目線にならないように言葉遣いなど気を付ける
    決まった子どもだけでなく、なるべくたくさんの子どもと関わるようにしています
    自分自身も子どもと一緒になって楽しむこと!!
    笑顔、スマイル
    子どもは、一人ひとり発達段階も異なるため、その子にあった関わりができるように、しっかりと観察して援助のタイミングを考えることを意識していました
    Q2:
    実習の自己紹介のとき、子どもたちに自分の名前を覚えてもらうために、どんなアピール(工夫)をしましたか?
    A2:
    子どもたちに興味をもってもらえるような名札を作って付ける(名札のキャラクターなどで覚えてもらえます)
    笑顔で明るい声で自己紹介をするとすぐに覚えてもらえます(名前に濁音や拗音などがある場合は、ゆっくり言うのもポイントです)
    クイズや手遊びなどを考えて行ってアピールしました
    「絵本を読むのが好きな〇〇先生です!」「好きなアイスクリームの味は…」といったように一言をつけ加えて自己紹介するとわかりやすいです
    Q3:
    実習で難しかったことや大変だったことは何ですか?
    A3:
    子どもたち同士が喧嘩やトラブルになってしまったことがあり、仲裁や対応が難しかったです
    毎日の実習日誌を完成させること(夜中までがんばって書く人もあり)→実習中のメモが頼りになります
    一人ひとりの子どもにあった関わり方を模索していくこと。また、「園児の目線に立つ」ということや子どもの考えや気持ちを理解することは、意識していてもやはり難しい。
    クラスの子どもたち全体を見ながら活動を進めていくこと、その中で「先生」の話を聞いてもらえるようにすること
    Q4:
    実習で一番やりがいを感じたときは、どんなときですか?
    A4:
    子ども同士のトラブルが起きたときに粘り強く向き合い、解決へと導けたとき、その後からその子どもたちとの関わりがより深まったこと
    子どもたちが、「こういうことが嫌だった」とか「こういう風にしたい」という意志を本音で伝えてくれたとき、実習期間は短いけれど、その時間でも少しでも信頼してくれたのかなと思い、嬉しくなりました
    子どもたちが、それまでできなかったことや苦手にしていたことが私のアドバイスや声掛けでできるようになったこと(自分の促しからの成長を見届けられたこと)
    「ありがとう」と言われたとき、「先生」と呼んでくれたとき
    最初は緊張していた子どもたちが、「先生遊ぼう」と自分から心を開いてくれたとき
    一日の終わりに「先生バイバイ、また明日ね」「楽しかった」と子どもたちから言われたとき(ささいな挨拶でも、そういう瞬間が好きです)
    実習の最終日に「先生、帰らないで」と、子どもたちが別れを惜しんでくれたときは、がんばって良かったと思えました(油断すると泣きます)
    Q5:
    実習をするうえで、一番大切なことはズバリ何ですか?
    A5:
    積極性、自分から動く、なおかつ臨機応変に動くこと
    園のことをよく知っておくなど、事前の準備(先生方や先輩たちからアドバイスをもらうのもおすすめ)
    周りを良く見て(子どもだけでなく、先生方の様子も)、とにかくたくさん関わること
    体調管理、特に睡眠→実習中は子どもたちとしっかり関わるので、子どもたちの元気のよさについて行くためにも必要だと感じました。また授業時に比べ朝は早く夜は少し遅くなるうえ、帰宅後は実習日誌と向き合うという普段通りの生活ができないため、体力がないと持たないなと感じました。
    自分たちが子どものお手本となる意識をもつこと(挨拶、言葉遣いなど)→子どもたちは、本当によく先生の姿を見ています
    気合い!根性!!意欲!!!
    やる気!笑顔!!元気!!!
    折れないメンタル
    自分自身も楽しむ心が、実はすごく大切
    子ども一人ひとりのことを解ろうとする気持ちと、厳しい指導であっても常に教えていただくという学ぶ姿勢を持つこと
    いかがでしたか?今回は総勢30名の先輩たちが、自身の実習経験をふり返りながら率直に回答してくれました。どの回答も、とても大切なことばかり!ぜひ参考にしてみてくださいね。

    次回は、附属こども園の先生たちが登場します。お楽しみに!!

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