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幼児教育保育学科_2023

多様なニーズに対応する保育者に 多様なニーズに対応する保育者に
子どもから保護者支援まで、地域に暮らすあらゆる人びとの発達や生活を支える
地域社会のなかで、子どもの健やかな育ちを支える保育者の役割は重要度を増しています。
そして、その役割は「保育」にとどまらず、子育ての背景にある保護者の思いや悩みに寄り添い、地域の人びとから信頼される高度な専門職の役割も担っています。 幼児教育保育学科では、人を大切にする心を育みながら、広く豊かな視野と確かな専門性を身につけた現場に強い保育者の養成をめざします。
授業風景画像

学科長からのメッセージ

子どもの欲求を実践につなげる保育者へ
学科長/國本 真吾 教授
乳幼児期は人間発達の土台となる時期です。幼い子どもの成長過程で「できる」ことが増えていく姿を目にすると、周囲の大人も笑顔がこぼれます。しかし、「できる」ことを過剰に追い求めてしまうなかで、子どもの内面から湧きおこる欲求を見落としてしまうことはないでしょうか。子ども自らが「○○したい」と思えるような幼児教育・保育を保育者はどのように創造するのか、そのような学びを“とりたん”ではじめてみませんか?
学科長

学びのポイント

子どもたちの育ちを支え、地域社会に貢献する保育力と人間力を磨く
1
人間力を磨くと
幅広い教養を身につける
人間性を豊かに育みながら、保育、教育、福祉、保健、心理、表現、運動など、幅広い専門知識と技能を学びます。
人間力を磨く幅広い教養を身につける
2
保育現場での実習を重視し、
実践力を鍛える
1年次から附属こども園や地域の保育現場での実習を行い、卒業後すぐに活躍するための実践的力を鍛えます。
保育現場での実習を重視し、実践力を鍛える
3
一人ひとりの"良さ"を
引き出すカリキュラム
少人数指導、グループワークを積極的にとりいれ、きめ細かな指導で一人ひとりの得意分野を引き出すことをめざします。
一人ひとりの「良さ」を引き出すカリキュラム

学生インタビュー

大好きな歌やダンスを強みに表現の楽しさを伝えたい。
幼児教育保育学科 2年 Iさん
“とりたん”には附属こども園が併設されているため、充実した実習カリキュラムが組まれているのが魅力です。入学して間もない1年生の5月から保育現場に入らせていただいた貴重な経験は、私自身、その後の学びの意識を高めるスイッチになったと感じています。実習では、目的を明確にすることの重要性を学び、日頃から「○○のために○○をする」という考え方の習慣が身につくようになりました。また、私は合唱団やミュージカルの経験があり、それらを活かして「特別研究」の一環として地域の施設やイベントで歌やダンスを披露することができました。“とりたん”で培ったさまざまな経験をもとに、子どもたちの発達に合わせて表現の楽しさを伝えていけるよう、今後も保育の現場でも取り組んでいきたいと思います。
在校生写真
時間割
(1年次/参考)
1限
9:00~10:30
2限
10:45~12:15
3限
13:00~14:30
4限
14:45~16:15
5限
16:30~18:00
MON 図画工作Ⅰ (ピアノレッスン) 児童文化Ⅱ 保育・教育基礎演習
TUE キャリアデザイン入門 幼児理解と教育相談 子どもの保健 現代鳥取研究 インターシップB
WED 乳児保育Ⅰ 英語B 音楽2
THU 保育内容(環境) 保育内容(言葉) 社会的養護Ⅰ 保育実習指導Ⅰ
FRI 子どもの音楽指導法 子どもの運動指導法 保育・教育課程論 レクリエーション概論

地域・ひとと、未来とつながる。

人とのつながりを大切にしながら、学びを深めた先輩たち。
やりがいを見つけ、自分らしく輝く新しい場所で成長を続けています。
地域・ひととつながる 地域性を理解してより質の高い保育につなげる
Yさん 就活のとき、頻繁に先生の研究室に相談に行かせていただきました。県外に就職するか県内にするか迷っていて、そのとき先生に背中を押されて結局県外に決めました。
仙田先生 Yさんと話をしていると、自分が見つけた県外の保育施設へ気持ちが傾いているのが、なんとなく伝わってきましたからね。
Yさん いろいろな場所を経験したいという思いがあってチャレンジするなら今かなと。
仙田先生 “とりたん”での2年間はどうでしたか? コロナの影響でほとんど地域活動はできませんでしたが。
Yさん 一日だけ鳥取市内の子ども食堂へボランティアに行かせていただきました。実際に何組かの親子とふれあって、子ども食堂に来るのにはいろいろな理由があって、ただ食事をするだけではなく、さまざまな役割がある場所だと知りました。
仙田先生 Yさんはあらゆる方向にアンテナを立てて、このボランティアにも自分から手を挙げて参加していましたね。一日だったかもしれないけれど、とても貴重な経験になったと思いますよ。一方、2年間で実習の機会はたくさんありましたね。
Yさん いろいろな保育施設に行かせていただくなかで、先生によって対応がさまざまなことがわかったのも大きかったです。
仙田先生 実習は子どもたちへの対応だけでなく、現場の雰囲気や社会を知るという経験のできる場でもあるんですよね。
Yさん 一番印象に残っているのが障がい者福祉施設実習です。実習に行く前に「特別ニーズ保育・教育」や「社会的養護」などの授業で障がいのある方についての勉強をしていましたが、実際に現場を経験すると、あのとき学んだことはこういうことかと、ストンと理解できることが多くて。私は成人の方の施設に行かせていただいたのですが、交わす言葉が少ないなかでもコミュニケーションをとっていくことに支援の奥深さを感じて、こういう施設で一人ひとりの方とじっくりと関わるのもいいなと思いました。
仙田先生 一つひとつの経験から、ちゃんと自分なりの課題を見つけ、学びを獲得できるYさん、改めて凄いなと感心しました。向き合い方が真摯で、吸収力が素晴らしい。その力はどんな場所に行っても強みになります。これからYさんを待っている子どもたちがたくさんいると思いますよ。Yさんの素敵なところをたくさん発揮して、子どもたちと関わっていってくださいね。
Yさん ありがとうございます。待っている子どもたちのところで頑張ります。
未来とつながる
未来とつながる
子どもたちの成長を保護者と共有できる喜び
幼児教育保育学科 令和3年度卒業
鳥取市立富桑保育園 Nさん
保育園で1歳児クラスの担任をしています。食事や排泄、着脱などの際には子どもたちの意欲や気持ちを高められるよう、日々試行錯誤しながら声かけや援助をしています。一人ひとりに応じて異なるアプローチや関わり方が求められる難しさもありますが、子どもたちが自分でやってみようと頑張る姿を目にしたときや、「できた」と笑顔で教えてくれたときは、本当に喜びとやりがいを感じます。
"とりたん”での学びは私の基盤です。日々の保育計画や保育記録の作成をするうえで、保育内容の5領域やいわゆる「10の姿」の学びが活かされていますし、また実践的な技術習得につながった絵本の選び方や読み方、エプロンシアターの作成は、子どもたちと一緒に楽しめる保育教材として役立っています。保育士は子どもたちの成長を特等席で見守ることができます。子どもたちが「やってみたい」「楽しい」と思える遊びや環境を設定し、子どもたちの気持ちに寄り添いながら、保護者の方とも成長の喜びを共有できる保育士をめざしたいと思っています。
[ 就職・進学実績 ]
[ 主な就職先 ]
認定こども園 児童福祉施設(保育所、児童養護施設、ほか) 幼稚園 障がい児(者)支援施設 高齢者福祉施設 一般企業 など
[ 進学 ]
本学 専攻科幼児教育専攻(一年制) 四年制大学編入(日本福祉大学、山口県立大学、中部学院大学、川崎医療福祉大学など)

見たい!知りたい! 教育実習の実態Q&A

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