トップページ > 本科・専攻科 > 本科(二年制) > 国際文化交流学科 > お知らせ > 「異文化研修」で台湾へ行ってきました!

「異文化研修」で台湾へ行ってきました!

    国際文化交流学科(令和6年度から地域コミュニケーション学科)の授業「異文化研修」は、事前・事後授業を学内で行い、3月には海外で現地研修を行う授業です。ここ数年はコロナウイルス感染症の影響で国外へ出ることができませんでしたが、令和5年度はようやく海外での現地研修が可能となりました。

    今年度は国際文化交流学科の学生だけでなく、国際交流委員会協力のもと、海外研修として鳥取看護大学と短大の他学科の学生も参加し、学生9名と引率教員2名で令和6年3月5日~10日の6日間、台湾の台北・台中へ行ってきました。事前授業では海外渡航についての注意点、現地の文化などを学び、学生が各自の関心にあわせてリサーチテーマを決めて、現地研修へ臨みました。

    台湾では、現地ガイドとともに観光地での研修、HIS台北支店への企業訪問・研修、東呉大学日本語学科への訪問・学生交流、B&Sプログラムなど、盛りだくさんの6日間でした。観光地をまわるだけではなく、台湾の日本企業で働く方のお話を聞いたり、現地学生と交流したりすることで、学生たちはたくさんの刺激を受けたようです。国際文化交流学科の「創造的観光人材育成プログラム」では観光について学んでいますが、観光地やその国の文化をどのように外国の方に案内するのか、旅行会社やガイドの仕事とは、どのような観光プランが喜ばれるのか、といったことも考え、学ぶことのできる良い機会となりました。

    学生たちの感想です。

    ・観光地を回るだけでなく、現地の大学生との交流を経て、日本との違いをたくさん見つけることができた。今まで外国の大学生と交流はオンラインしか無かったため、実際に会って会話して、見学するのは新鮮でとても面白かった。友達になれたことも良かった。
    ・台湾の大学について知ることができてよかったです。また、大学生と知り合い、今でも連絡をとっています。入学の時期の違いやどのようなことを勉強しているのかなど連絡をとおして知ることができて、台湾研修後も勉強になっています。さらに、私自身、勉強に取り組む姿勢が向上しているので、嬉しいです。
    ・事前に調べていても、現地の人からのオススメの場所が何かというのは、実際に直接訪ねてみないとわからなかったことだったので、B&Sプログラムで現地の人しか知らない場所に実際に行くことができて、楽しめた。
    ・台中の高美湿地は、すごく風が強かったが、最高の景色で気持ちが晴れやかになりました。また、昼食時に台北とは違った台中ならではの食事を食べることができ、良かったです。わからないことも多くありましたが、自分たちで調べながらわからないままにせず、話し合ったこともすごく思い出に残っています。
    ・自由行動のときに、台湾の方と先生をとおさず会話できたことがよかった。相手もどうにか伝えようとしてくれたり、笑顔でお礼を言ってくれたりなど台湾の方の優しさをたくさん感じることができた。
    ・企業見学のときに、海外に出ることで将来の選択肢が広がるということをきいて、今まで海外に興味はなかったけど、海外で働くことに興味を持った。
    ・一番印象に残っていることは、日本語を話せる人、日本語の看板、日本の食品など、日本に関するものがすごく多かったことです。親日の国であることは、知識としてありましたが、思った以上に日本のことを知ってくださっていることに驚きました。日本では、外国人を見たら英語で話しかける習慣がありますが、台湾ではその英語の部分が日本語であると考えた際、すごく嬉しい気持ちになりました。日本で育ったことをすごく誇りに思ったと同時に、日本で育ったことを恥じないように、日本のことをもっと学ぶ必要があると自身の勉強不足を感じました。この研修をきっかけに、日本についてももっと知りたいです。

    ▼ HIS台北支店での研修では日本出身の阿部さんと台湾出身の黃さんにいろいろなお話をお聞きしました。


    ▼日本人にも有名な九份。どのように観光地になったかも説明していただきました。
       

    ▼東呉大学日本語学科のみなさんと。短時間でしたが、学生同士の交流でとても仲良くなりました。
       


    ▼台湾での食事はみんなで円卓を囲みます。
       

    ▼台湾の新幹線は日本製。台中へは新幹線で移動しました。
       
                             ▲現地ガイドの馮さんと「彩虹眷村」にて。

    ▲「彩虹眷村」や「宮原眼科」など、台中では日本統治時代にゆかりのある建物などに訪れました。

       
    ▲日本統治時代の建物を利用した「宮原眼科」

    ▼高美湿地では修学旅行中とみられる台湾の小学生に会いました。台中では台北とは違う台湾の姿を学びました。


    4月3日に台湾東部において発生した地震によって、大きな被害が出ていることに大変心を痛めています。今回の研修では台湾の方々の優しさに触れることがたくさんありました。学生のみなさん、ガイドの馮さん、HISのみなさんはじめ、台湾の方々との交流なしにはこのように充実した研修はできなかったと思います。被災された方々へ心からお見舞い申し上げます。

    Facebook twitter


    fixedImage
    ページトップ