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鳥取県立博物館で小学生と対話型鑑賞にチャレンジしました!

鳥取県立博物館で小学生と対話型鑑賞にチャレンジしました!
    令和5年11月30日(木)と12月7日(木)、国際文化交流学科1年生が鳥取県立博物館で開催中の企画展「ミュージアムとの創造的対話04 ラーニング/シェアリング―共有から未来は開くか?」で、小学生との対話型鑑賞にチャレンジしました。

    対話型鑑賞は、作品を見た参加者どうしで対話することを通じて作品理解を深める鑑賞方法で、アートを通じたコミュニケーションの実践として近年注目されています。国際文化交流学科では、鳥取県立美術館の開館に向けて対話型鑑賞のファシリテーター養成に取り組んでいます。

    学生たちは1年次後期の必修科目「日本語口頭表現」の一環として鳥取県立博物館を訪れ、11月30日(木)にまず自分たちで企画展の作品を鑑賞・体験しました。今回の企画展では、絵画や彫刻のように鑑賞する作品ではなく、体験やコミュニケーションを通じて人と人やアートと社会の関係性に問いを投げかける作品が主であったため、1年次前期の授業で対話型鑑賞を経験していた学生たちにとっても、新鮮な鑑賞体験だったようです。
    ▲鳥取県立博物館を訪問 
    ▲鳥取県立博物館を訪問 
    ▲リクリット・テラヴァニ作品
    ▲リクリット・テラヴァニ作品
    12月7日(木)には、博物館に招待された琴浦町立浦安小学校と倉吉市立明倫小学校の4年生を相手に対話型鑑賞のファシリテーターを務め、体験型の作品をめぐって対話を通じた作品鑑賞にチャレンジしました。鏡面として仕上げられた卓球台や積み重ねられた布団の山、制作途中のヤギ小屋など、個性的な現代美術作品を案内しながら、「どんなふうに見えた?」「ふつうの卓球台と何が違う?」など、作品から受けた感じ方を引き出すべく、学生たちが児童らに声をかけながら作品鑑賞を楽しみました。難解な印象を持たれるかもしれない現代美術作品ですが、短大生のファシリテーションのもとで、小学生たちは体験型の作品を思いきり楽しんでいた様子でした。

    学生たちの感想を紹介します。
    • 小学生は純粋な言葉を、屈託なくまっすぐな目線で伝えてくれた。純粋な目で物事を見るのは素晴らしいことだと感じました。
    • 私にはない視点で見たことを、素直に難しい言葉を使わずに表現していて、すごく勉強になりました。
    • 最初、「これ何だと思う?」と尋ねたら「わからんしー」と言われて、どうやって話をつないだらいいかわからなくてすごく考えたけど、「わかんない」と言いながらも色々しゃべってくれたので、それが楽しかったです。
    ▲小学生との対話型鑑賞① 
    ▲小学生との対話型鑑賞① 
    ▲小学生との対話型鑑賞②
    ▲小学生との対話型鑑賞②
    国際文化交流学科は、令和6年度から地域コミュニケーション学科に名称変更します。引き続き今後も、地域のさまざまな人々と連携しながら、地域社会で求められるコミュニケーション力を育む教育に取り組みます。

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