鳥取短期大学

研究紀要 80号

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最新号 第80号 2020年1月10日刊行 紀要一覧へ
タイトル No-No Boy再考 ―ヤマダ一家と戦後の日系アメリカ人のアイデンティティ表象―
Reconsidering No-No Boy
―The Yamadas and the Representation of Japanese―American Identities after the War
著作者 遠 藤 緑
Midori ENDO
ページ 1-7
概要 日系アメリカ人二世の作家ジョン・オカダは第二次大戦直後のワシントン州シアトルを舞台に日系アメリカ人二世の徴兵拒否者を主人公にして小説No-No Boy を書いた.本論考は,主人公イチローが戦後のアメリカで日系人として自分のアイデンティティを模索する物語として論じられることの多いこの作品を,イチローの家族から再考する.
キーワード No-No Boy 日系アメリカ文学 アイデンティティ
タイトル 鳥取県の保育施設における動物飼育の実態
Animal Care in Nursery Facilities in Tottori Prefecture, Japan
著作者 田 川 一 希
Kazuki TAGAWA
ページ 9-19
概要 保育施設における動物飼育の実態は,地域・年代・園属性に影響されると考えられている.その全貌の把握のためには,様々な地域での検証が必要である.本研究では,鳥取県の保育施設における動物飼育の実態を2019 年に調査した.動物を飼育している園の割合は92.4%であった.動物の分類群の中では,魚類を飼育している園の割合が最も高かった(83.3%).哺乳類や鳥類を飼育している園の割合は低く,飼育が控えられていることが示唆された.
キーワード 動物飼育 鳥取県 保育施設 保育者
タイトル 地域の健康づくりリーダー育成事業における「ラダー式研修制度」の効果と課題
Effects and Issues of the Ladder Type Training System in Local Health Promotion Leader Upbringing Business
著作者 中 川 康 江・近 田 敬 子・田 中 響・土 居 裕 美 子
Yasue NAKAGAWA,Keiko CHIKATA,Hibiki TANAKA,Yumiko DOI
ページ 21-26
概要 鳥取看護大学は,健康づくりリーダーの人材育成事業「まめんなかえ師範塾」を行っている.修了生の「まちの保健室」活動への活動支援として,教育サポーター人材バンクも設立している.さらに,平成30 年度から,講座の修了生の質と継続した意欲の向上を目指し,知識・技術のスキルアップへの支援(エキスパートコース)と活動意欲を継続させる支援(レベルアップコース)の2コースを設け,「ラダー式研修制度」を開始した.研修の結果,受講者から,【知識の深化と自信】【自己成長の自覚】【まめんなかえ師範塾生のつながり】などの研修効果と,【研修制度の意義の共有】【活動範囲の拡大化】【修了生が主体となる活動】【意識の差】などの今後の課題があげられた.
キーワード 健康づくりリーダー 人材育成 ラダー式研修制度
タイトル 唱歌・童謡の今日的様相と課題 ―保育者を対象とした質問紙調査をもとに―
The Current Status of the Japanese Children’s Songs Genres “Shouka” and “Douyou”
―Based on the Analysis of the Questionnaire Survey to Teachers in a Center for Early Childhood Education and Care―
著作者 羽 根 田 真 弓
Mayumi HANEDA
ページ 27-33
概要 唱歌・童謡の誕生から140 年が経過した今日,若い世代層の保育者によるこれら歌唱教材の認知に関する先行研究の追調査を実施した結果,若い年代層ほど認知されていないことが明らかとなった.さらに,すべての年代層の保育者に「継承意欲」があることを確認した.しかし,「継承の可能性」については年代層が高い保育者ほど悲観的に捉えていることが明らかとなった.
キーワード 唱歌 童謡 教材活用 継承意欲 継承の可能性 保育者
タイトル 陶冶=人間形成論と「美的経験」 ―K.モレンハウアーを中心に―
Bildungstheorie und „ästhetische Erfahrung“
―Fokussierung auf Klaus Mollenhauer―
著作者 前 田 舞 子
Maiko MAEDA
ページ 35-43
概要 本研究は,現代ドイツの教育学者モレンハウアーの思想を中心として,陶冶=人間形成論と「美的経験」との関係を検討するものである.彼の思想の背景を,「美的経験」と「陶冶=人間形成」の点から概観し,彼が子どもの陶冶過程の現実に目を向け,その解明に乗り出した経過を整理する.その上で,彼が実際に行った分析や考察を検討することにより,その理論の教育学的意義に迫る.
キーワード 陶冶 人間形成 美的経験 Bildung
タイトル 〈研究ノート〉
T自治公民館における「まちの保健室」実践報告
The Report on the Practice at the “Neighborhood Health Center” of Town Municipal Community Center
著作者 田 中 美 菜 江・稲 田 千 明・田 中 響
Minae TANAKA,Chiaki INADA,Hibiki TANAKA
ページ 45-50
概要 長年にわたり健康づくりに積極的に取り組んでいるK 市T 地区では,「まちの保健室」を継続的に実施している.本稿は,参加者の健康チェックデータと健康管理についての3 年間の継続調査結果より,今後の「まちの保健室」運営に示唆を得ることを目的として分析,考察した実践報告である.
キーワード 「まちの保健室」 自治公民館 経年変化

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