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鳥取県立博物館主催 学校&地域でアート「コレクション宅配便」を開催しました!

鳥取県立博物館主催 学校&地域でアート「コレクション宅配便」を開催しました!
    令和元年12月10日(火)、本学シグナスホール1階アリーナにて、鳥取県立博物館主催の学校&地域でアート「コレクション宅配便」を開催しました。この事業は、県立博物館が所蔵する美術コレクションをより多くの方に身近な場所で鑑賞してもらうために実施されています。

    鳥取看護大学・鳥取短期大学は、今年7月23日に鳥取県教育委員会と協定を締結しました。その一環として、県立博物館と連携し、県立博物館や県立美術館(令和6年度完成予定)を学生の学びの場として活用したり、将来的には学生が運営側に参画したりできるよう取組みを進めています。
    この協定を機に実現した今回の事業では、まず、学生を対象に鑑賞授業を開催し、その後、会場を一般開放して、地域の方にも鑑賞していただきました。授業では学生約40名、一般開放では地域の方・本学教職員合わせて、約60名の参加がありました。

    今回の展示では「対話型鑑賞」という手法をとり、あえて作品のキャプションは設置しませんでした。当日は、司会役の学芸員を中心に、作品のタイトルや制作の背景、モチーフとなった人や動物などについてグループの中で感想や自由な発想を話し合い、互いに想像をふくらませながら鑑賞しました。
    対話型鑑賞では、対話をとおして、作品を楽しむ体験を共有することで、思考能力や対話能力を育てることができます。実際に作品に触れたり、美術の知識を介さない率直な感想を話し合ったりと、和気あいあいとした雰囲気の中で行う対話型鑑賞は、“静か”で“専門的”という美術鑑賞のイメージを覆し、アートに親しみ、県ゆかりの作品について学びを深められる貴重な機会となりました。

    今後も、鳥取県教育委員会と連携し、学生や地域のみなさまに有意義な学びの機会を提供していきます。

    ※「対話型鑑賞」とは
    ニューヨーク近代美術館が教育プログラムとして開発した美術作品の鑑賞法。思考能力・対話能力の向上を目的に、美術館や学校などで取り入れられています。
    対話型鑑賞は、美術の知識をもとにして作品と向き合う従来の美術鑑賞とは異なり、学芸員やスタッフなどがファシリテーター(会話の先導役)となって、参加者同士で感想などを話し合いながら、その対話をとおして作品を鑑賞します。
    △授業の様子
    △授業の様子
    △一般公開の様子
    △一般公開の様子
    お問い合わせ先

    鳥取看護大学・鳥取短期大学 グローカルセンター

    所在地:〒682-8555 鳥取県倉吉市福庭854
    TEL:0858-27-0107
    FAX:0858-26-9138
    E-mail:glocal@cygnus.ac.jp



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