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学科教員が著作『障害児学習実践記録』を上梓しました

学科教員が著作『障害児学習実践記録』を上梓しました
    幼児教育保育学科の國本真吾教授(特別ニーズ教育学)が、著者の一人として『障害児学習実践記録―知的障害児・自閉症児の発話とコトバ―』(合同出版)と題する新刊を上梓しました。

    本書は、兵庫県の特別支援学校で障害児教育を実践されてきた山田優一郎氏との共著です。山田氏が長年にわたる自身の実践を克明に振り返る中で、先行研究を横断的に考察し、子どもの持つ力を引き出すアイデアと実践、評価を行っていることが特徴の一冊です。

    國本教授は、最終章で「青年期の教育、学校卒業後の教育をどうするか―『働く』ことから『働きつづける』ための教育に」と題した論稿を寄稿されました。
    保育・幼児教育を学ぶにあたり、乳幼児期のライフステージの学びが中心のように考えられがちです。しかし、子どもたちが青年期・成人期と歩むにつれてどのような道筋をたどるのか、特に障害のある子どもやその家族を支える上では、将来のライフステージへの見通しを助言してくれる保育者や支援者は貴重な存在です。
    子育て支援の充実が叫ばれる中、障害のある子どもや家族を支える具体的な中身の一つとして、青年期以降の様子を本書からつかむことができます。
    山田優一郎+國本真吾[著] 『障害児学習実践記録―知的障害児・自閉症児の発話とコトバ―』 合同出版:発行 定価:1,400円(税別) ISBN978-4-7726-1392-7
    山田優一郎+國本真吾[著] 『障害児学習実践記録―知的障害児・自閉症児の発話とコトバ―』 合同出版:発行 定価:1,400円(税別) ISBN978-4-7726-1392-7

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