コンクリート材料実習-4

    コンクリートの供試体を作製してから四週間が過ぎました。学生は指導していただいた先生の注意を意識しながら供試体を作製しました。破壊試験機にかけてどのような結果が出るか。また、強度の差(ばらつき)がなぜおきたかを考えなければなりません。

    毎年、この四週養生と強度試験に協力していいただいている施設は、「鳥取県建設技術センター」です。

    圧縮強度試験のようすです。

     

    ▽水槽から慎重に供試体を取り出す。

    image1

    ▽水槽から取り出した供試体

    image2

    ▽ノギスを用いて正確に計測します。

    image3

    ▽圧縮試験機にセットして学生自身が操作します。

    image4

    ▽指定強度を確認するために結果を記録し計算をします。

    image5

     

    圧縮試験後の計算では不合格はありませんでしたが、強度には差(ばらつき)がありました。

    学生の感想は、一台のミキサーで作ったコンクリートの量をみんなで分けて作ったのだから、ほぼ同じ強度がでる予測であった。これは供試体を作製する際の学生個々の技量で強度の値に差(ばらつき)が出たと考えます。このことから、建築工事現場でのコンクリート作業は非常に重要で、神経を使う作業であることがわかったし、現場では作り直すことができないので真剣に取り組まなければならないと話していました。

    その他、コンクリートに圧力をかけて破壊するまでのようすや鉄筋の引張、曲げ強度も体験しました。

     

    ▽供試体の崩壊のようす。

    image6

    ▽鉄筋の引張試験のようすです。鉄筋が破壊するときに大きな音がするので、少し離れて見学しています。

    image7

    ▽鉄筋を曲げ試験機にセットしているところです。

    image8

     

    コンクリート材料実習1はこちら
    コンクリート材料実習2はこちら
    コンクリート材料実習3はこちら

    Facebook twitter


    fixedImage
    ページトップ