作品展「ウォールフラワー」を鑑賞しました

平成28年5月21日～7月10日まで開催している永本冬森さんの作品展「ウォールフラワー」を住居・デザイン専攻の2年生が鑑賞しました。永本さんはカナダでアーティストとして活躍された後、一昨年から日本での活動を行っています。昨年は倉吉での制作活動を行っており、その際に本専攻の学生がボランティアとして制作に参加するなど交流させていただきました。この度「あおや和紙工房」で作品展示をされるとのことで、主にグラフィックデザインを学んでいる学生たちが鑑賞に訪れました。

永本さんの作品の最大の特徴はボールペンを画材としているところで、この画材を使用した永本さんの感性と技術による表現が、他の何物でもない独自の世界を作り出しています。この度の展覧会は青谷で行われており、作品はすべて因州和紙に描かれています。作品を描いた和紙をふすまや障子に貼って展示するなど、展示方法にも工夫が見られ大変興味深いものでした。会場では永本さん本人から作品の説明や、展覧会に込めた思い、学生たちへのメッセージなども話していただき学生たちも真剣に耳を傾けていました。

本専攻では自分の目で見たり、経験したりする見学や鑑賞による学びを重視しており、今回のような作品鑑賞を今後も積極的に行っていきたいと思います。

[caption id="attachment_2361" align="alignnone" width="300"] 色とりどりの和紙が貼られた障子[/caption]

[caption id="attachment_2363" align="alignnone" width="300"] 作者の永本さんによる説明[/caption]

[caption id="attachment_2360" align="alignnone" width="300"] 永本さんの話を真剣に聞く学生[/caption]