准教授 名和 晋也

1.教育に対する責任

私は本学において、主にビジネス系科目を担当している。特に情報・経営専攻においては「ビジネス文書演習」、「コンピュータ会計」など実習科目を中心に担当している。また教養科目である「キャリアデザイン入門」などの科目も担当している。

学校法人藤田学院ホームページ「教員紹介2023」

2.教育の理念

私は、本学の教育活動において、以下の点を重視している。

1) 社会人として必要な技能の習得やビジネスマナーを修得し、家族・会社・地域などに対する接し方や態度を身に付け、その先にある応用力を鍛える。
2) 将来、自らが目指す姿を想像し、それに向かうため困難な課題を克服できる解決方法を身に付ける力を養う。
3) 職業人として適切にスタートするため、社会常識やビジネスの基本を身に付け、必要な知識を育成する。

3.教育の方法

上述の教育理念を達成するため、例えば1年次前期の教養科目「キャリアデザイン入門」では、次のような授業展開を行っている。
最低限の教え込み授業を実施し、課題を与え考えさせる。テーマは様々であり、「卒業してからの進路についてどのような職種に就きたいのか」、「そのためにはどのようなスキルが必要なのか」、「10年後はどのような生活をしているのか」など、200字以上で記入する。考えをまとめる力や表現力を養うことを目標にしている。また、理解した内容をグループで議論し広角的視野広げ、自らの主張を適切に発信できるように授業展開している。
授業で取り組む内容とその意義についてはその都度、説明し、「何をどう取り組めば良いか」を学生が具体的にイメージできるよう工夫している。

鳥取短期大学ポータルサイト「シラバス検索」

4.学生による授業評価

前期の授業評価アンケートは、ほぼ全体平均程度であった。後期の授業評価アンケートは、これからである。

5.教育改善への取り組み

学内で開催されるFD研修には必ず参加することとしている。授業公開・見学も実施し、授業改善に生かそうとしている。
授業において演習では作品提出をとおして自ら考える力、協働して話し合い・練り合わすことにより理解力の向上を図っている。また【リフレクションシート】を毎回実施し授業の理解度を測っている。

6.今後の目標

1) 短期的な目標
  1. 学生の主体的な力を身に付けるサポート(考える力を育てる)
  2. 学生のコミュニケーション能力の向上(話し合いや挨拶ができる人材)
2) 中・長期的な目標
協働しての取り組み
短期的な考える力およびコミュニケーション能力を伸長させるため、グループワークなどを進め、自己の解釈方法の他にも幾つもの考えがある事を知る。また傍観者ではなく、分からない問題でも自ら授業に参加できるような最善の教育システム構築を行う。
最終更新:令和5(2023)年9月6日

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