附属こども園での実習、頑張っています！

令和５年5月15日から、本学の附属こども園で行われる「教育実習Ⅰ」（幼稚園実習１回目）が始まりました。この実習は、１年生を６グループに分けて、６日間ずつ順に行います。

入学して１か月半ほどしか経っていないこともあり、初日は緊張した面持ちで園に向かう実習生たち。でも、１日目が終わる頃には、「先生、先生」と寄ってきたり、手を引っ張って遊びに誘ったり、思い切り走り回ったりする子どもたちの純真な姿に、「かわいい」「元気」「一緒にいて楽しい」と、実習生たちに笑顔が広がっていきます。

「教育実習Ⅰ」は、１年次後期に行う「保育実習Ⅰ―１」（保育所１回目）や２年次以降に行う教育実習・保育実習の基盤を作る実習です。

附属こども園での実習では、基本的な態度（挨拶、言葉遣い、立ち居振る舞いなど）、子どもへの関わり方（子どもの思いや願いを受け止めながら、積極的に関わる）、実習日誌の書き方（丁寧に、最後まで、観察をしっかりして自分の考えを書く）、謙虚に学ぼうとする姿勢などを培っていきます。

附属こども園は本学の敷地内にあります。そのため、いつでも実習生個々の様子について情報交換することができます。初めての実習として、一人一人の課題を明らかにし、成長に繋げられていることに、意義深さを感じています。附属こども園も、実習生一人一人のよさや個性を伸ばしながら、自分磨きのできる実習をめざしています。

たくさんのことを学び、一回りも二回りも成長して大学に戻ってくる学生たち。この学びを大学の授業と結び付け、次の実習へ繋いでいきたいと考えています。