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「地域と観光Ⅱ」で蒜山&関金エリアでのスタディツアーを行いました

「地域と観光Ⅱ」で蒜山&関金エリアでのスタディツアーを行いました
    令和5年9月14日(木)、15日(金)の2日間、国際文化交流学科2年生と履修証明プログラムの社会人受講生が、岡山県の蒜山高原と倉吉市関金町をめぐる1泊2日の合宿形式のスタディツアーを行いました。
     
    14日(木)、電動アシスト付き自転車で蒜山をサイクリングする予定で出発しましたが、スタート後まもなく雨が降ってしまい途中で中止。その後はバスに乗り、希少生物が生息する草原の様子を車窓から眺めながら、環境保全のために行う山焼きの説明を受けました。
    △電動アシスト付き自転車でスムーズに出発
    △電動アシスト付き自転車でスムーズに出発
    つぎに、大山隠岐国立公園の中に建つシェアオフィス“蒜山ひととき”、蒜山の新しいランドマークとなっている“GREENable HIRUZEN(グリーナブル ヒルゼン)”、“蒜山ハーブガーデン ハービル”を見学しました。ハービルの小谷施設長は、四季に合わせて園内のコーディネートを自分たちで行いながら施設を作り上げておりやりがいを感じること、ハービルならではの楽しさを感じていただきたいこと、また、ハービルから望む蒜山の美しい景色が英国の景色と重なり、この自然を借景として利用できることがありがたいとお話しされました。
    △“風の葉”について説明を受ける受講生たち
    △“風の葉”について説明を受ける受講生たち
    △蒜山ハーブガーデン ハービルから見える蒜山の景色
    △蒜山ハーブガーデン ハービルから見える蒜山の景色
    夕方には鳥取県へ戻り、関金温泉街にある地蔵院で数珠づくり体験を行いまいた。色とりどりのパーツの中から自分の好みの物を選び、手首の太さに合わせて並び合わせ、数珠を完成させました。体験メニューを取り入れたり、宿坊を整備するなどして、お寺も観光地へと変化している現場を体験し学びを深めました。関金では、「せきがね 湯命館」と、宿泊した「関金温泉 湯楽里」の温泉も満喫しました。
    △数珠が完成しました★
    △数珠が完成しました★
    15日(金)は、倉吉市関金町小泉地区にある、大山の湧水を使用したわさび田とクラウンサーモンの養魚場を見学しました。こちらでは、鮭の特性と淡水の利用を組み合わせた “クラウンサーモン”の陸上養殖が行われています。この日は、地元の小学生も見学に来ており、養殖業の現場を見学できるように観光地化している事例を学びました。
    △クラウンサーモンが養殖されている様子を見学する受講生たち
    △クラウンサーモンが養殖されている様子を見学する受講生たち
    午後は、旧国鉄倉吉線廃線跡について学ぶため、まずは倉吉市役所関金庁舎で倉吉線廃線の経緯や、廃線跡を使用し行われている観光イベントについてうかがいました。そのあと実際に廃線跡に行き、倉吉観光MICE協会 塩川マネージャーの解説を聞きながら、5.3キロをウォーキングしました。泰久寺駅跡からはヘルメットとハンドライトを装備し、30年以上たった今も残る廃線跡を時の経過を感じながら歩きました。ウォーキング中には、廃線跡を観光地として利用するまでの裏話などもうかがい、観光地として成り立たせるために、たくさんの人がかかわって多くの課題を解決してきたこと、観光地となった今も、さらに良くなるように尽力されていることを学びました。
    △座学もしっかり受けました
    △座学もしっかり受けました
    △旧国鉄倉吉線廃線跡をウォーキング
    △旧国鉄倉吉線廃線跡をウォーキング
    △“映える”写真の撮影スポットでもある竹林の中の廃線跡も歩きました
    △“映える”写真の撮影スポットでもある竹林の中の廃線跡も歩きました
    △通常は通行不可の山守トンネルに特別に入ります
    △通常は通行不可の山守トンネルに特別に入ります
    △真っ暗なトンネルのなかを、ライトを持って歩き進みます
    △真っ暗なトンネルのなかを、ライトを持って歩き進みます
    △旧国鉄倉吉線 泰久寺駅跡で記念撮影★
    △旧国鉄倉吉線 泰久寺駅跡で記念撮影★
    おこし協力隊、倉吉観光MICE協会など、各施設の方々にお世話になりました。観光業に携わるたくさんの人々と接し、地元を愛し観光地の魅力を発信していく熱意溢れる姿を学ぶ良い機会にもなりました。

    2日間のスタディツアーでの学びの成果は、9月19日(火)に打吹回廊で発表会を行いました。

    国際文化交流学科の「創造的観光人材育成プログラム」では、新しい観光をクリエイトする課題にチャレンジするため、今後もさまざまな現場に出かけて学びを深めるとともに、学びの成果を積極的に公表する機会を設けます。

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