学科別交流会で三朝温泉街を散策しました

令和６年４月24日（水）に学科別交流会を実施しました。住居・デザイン専攻では、例年、街歩きをしながら気になった建物やデザインを撮影し、撮影した画像をもとに色鉛筆を使ってスケッチを行っています。そして、このスケッチについては後日講評会を行い、審査の上ですぐれた作品については表彰をしています。
今年度の街歩きでは、中部の観光地としても有名な三朝温泉街を散策しました。当日はあいにくの雨模様でしたが、雨の日ならではの風景を楽しみながら、６つのグループに分かれて学生同士で交流し、街歩きを楽しみました。多くの学生にとって三朝温泉街は始めて訪れる場所のようでしたが、温泉街ならではのレトロな街並みを前に、それぞれの学生の視点から撮影を行っていました。
スケッチの講習会は、連休を挟んだ５月８日（水）に実施しました。講評会の流れとしては、まずは、グループごとに自分の作品について場所の選定理由や制作時の工夫点等を発表し、その後グループで話し合い、各グループから最も良いと思う作品を２点選出します。そして、すべてのグループから選出された12点の作品を教員が審査し、表彰するというものです。
厳選な審査の結果、最優秀賞には２年生の戸村さんの作品が選ばれました。戸村さんの作品は、観光案内所の壁に飾られている風車を描いたもので、遠近感を意識した視点の面白さと、風車の鮮やかな色彩が印象的な作品です。また、優秀賞には２年生の狩野さんと１年生の礒江さん、福光さんの計３点の作品が選ばれました。この他、残念ながら賞に選ばれなかった作品の中にも多くのすぐれた作品が見られました。今後さまざまな作品を制作する中で、ここでの経験がどのように活きてくるのかとても楽しみです。