2023年度 鳥取短期大学 FD研修会を開催しました

2024年2月21日（水）に、教育の質の向上をめざし、短大教員が一堂に会してFD研修会を開催しました。
前半は、「教育の質の向上をめざす取り組みの現状と課題」と題し、「本学のFD活動の変遷」「他大学等の事例」について、近藤教授（FD委員長）による講演を行いました。本学では、2001（平13）年に「FDとは何か？」というテーマのもと、初めてのFD研修が行われました。それから20年余りにわたり、「授業の質の向上を目的とした研修・評価」を脈々と続けています。主な内容として、「FD研修会（自主開催、他機関参加促進）」「授業公開・見学」「学科別FD活動」「学生参加型FD活動」「授業評価アンケート」が挙げられます。「授業公開・見学」は導入して10年になりますが、さらなる活性化をめざす必要があり、今回のFD研修会を開催する運びとなりました。

後半はワークショップを行いました。まずはアイスブレイクによって気持ちがほぐれたところで、本題のワークへ。一つ目は、「よろず悩みごと相談所」にFD研修の悩みを相談に来た教員と、それに答える敏腕よろず相談員のやり取り（ペアワーク）です。「授業が活性化するグループを上手く組めなくて困っているんですが」「授業に集中しない学生がいてどうしたものかと」「授業公開期間が業務多忙の時期と重なると、授業見学しにくい」など、多岐にわたる質問に、相談員は頭をひねりながら必死で回答していました。二つ目のワークは、先ほどの相談ごとをもって集まった新たな４・５人グループでの話し合いです。次々に新しい考えが出てくるので大盛り上がり。さまざまな意見が飛び交う充実した話し合いとなりました。この研修を今後に活かし、さらなる教育の質の向上をめざしたいと思います。