鳥取短期大学

准教授 山中 珠美

1.教育に対する責任

私の教育活動は、栄養士という専門職を養成することである。本学において、私は、主に「食べ物と健康」分野の「調理学」、「食品加工学」、「調理学実習Ⅰ」「調理学実習Ⅱ」「食品加工学実習」「フードスペシャリスト論」等を担当している。グループで学習を進めていくときに、進行を円滑にし、教育目標を達成できるよう、中立的な立場から働きかけを行う必要があるが、私はファシリテーターとして、学生が生き生きと笑顔で学べるように、働きかけができればと考えている。

学校法人藤田学院ホームページ「教員紹介2021」

2.教育の理念

私は、本学の教育活動において、以下の3点を重視している。

1) 栄養士に必要な基礎的な知識の習得。
2) 自ら考える力
3) 社会で活用する力。
最初と最後でどれぐらい自己の成長がみられたか、同じ条件で作業(例:1分間大根の千切りをさせて、重量、太さを測定)させ、自信につなげられるように指導している。
例えば、実習では、1分間大根の千切りをさせて、重量や太さを確認させている。また講義や演習では、自らの考えを書かせて、半期間の書く力(書く量と内容)の向上を認識させるなどである。

3.教育の方法

私は上述の教育理念を達成するため、調理学では、調理をすることによって食品中で起こる化学反応の理由や科学的根拠を伝えている。また、調理学実習では、事前・事後の学習ができるワークシートを活用し、実習がスムーズにすすめられるように考えている。
実際の調理現場で、調理員へ作業工程の指示ができるようにするのがねらいである。
コロナ対応のため、「ソーシャルディスタンス2m」を確保しながら、106、107教室で実習を実施している。また、日々の衛生管理には気を付け、肉魚卵を扱うときのビニール手袋の着用・包丁まな板の使い分け、加熱済み食品の盛り付け時のビニール手袋の着用して実習している。
成績評価は、講義科目においては、定期試験(50%)、発表(30%)、小テスト(20%)、実習科目においては、実習態度(40%)レポート(30%)、実技試験(30%)で評価する。

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4.学生による授業評価

前任校での授業評価アンケートは、1.できていない 2.ややできていない 3.ややできている4.できている の4段階で評価をされた。結果は、平均値よりは高い結果であった。本学においても、同じように評価していただけるよう、取り組みたい。
参考までに、前任校での授業評価アンケートの結果(原本)を添付する。
本学においては、授業アンケートはまだ実施していないので、学生の思いを直ちに反映するために、毎回のように要望がないかを尋ね、次回以降の授業時に改善したり、わかりにくい点は補足したりしている。科目の内容を簡潔にまとめたプリント、テスト対策プリント等を作成した。また、小テストが複数科目で重なるときにはずらして実施している。

5.教育改善への取り組み

学内で開催されるFD研修には欠かさず参加している。今年は、新任教員として、授業見学の機会も与えていただき、参考にできる点については、今後の教育に役立てたい。

6.今後の目標

1) 短期的な目標
  1. 栄養士に必要な基礎的な知識の習得
  2. コミュニケーション力の向上
である。
2) 中・長期的な目標
学生が自ら授業内容に興味を持ち、学びたいと考え、自ら学修するようになるためには、授業の中でのキャッチボールが必要である。学生が事前事後の学修によってより、授業内容を理解し興味をもって受講できるよう、学修内容を明確に提示する必要があると考えている。
実習系の科目は、グループ学習が多く、コミュニケーション力を身に着け、向上させることが大事である。そこで、表面上のつきあいではなく、相手の長所も短所も深く知ることで、よりよいグループ学習を実践できるよう工夫していきたい。
最終更新:令和2(2020)年6月30日

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