鳥取短期大学

助教 尾﨑 せい子

1.教育に対する責任

私は本学において主に建築分野を担当している。その中でも建築計画や建築史、建築設計製図の建築意匠を中心に教育している。建築分野には、計画・法規・構造・施工にわかれそれぞれの科目については、専任の教員および各専門の建築系非常勤講師が他の科目を担当し、教育している。
建築学の学びを通して、建築やデザインに興味をもち好きになるよう工夫する。なぜなら学びを通して育つ建築への思いは、社会に出たときの大きな糧になるのは間違いないからである。最後に建築士は、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的としているので、そのような人材を育成するのが私の責任である。

学校法人藤田学院ホームページ「教員紹介2021」

2.教育の理念

私は、本学の教育活動において、以下の3点を重視している。

1) 建築の歴史を知り、文化や歴史を通して自分のまちを考える力の育成
2) ワークショップや共同作業から、課題の問題解決をする力の育成
3) 常に進歩する学術や技術など探求心をもって習得できる力の育成

3.教育の方法

上述の教育理念を達成するため、建築系科目は単体でそれぞれの基礎学力を習得している。しかし、建築設計製図は、建築分野のすべての学問を習得して建築物の設計が発揮されるものであるため、1年次の「建築設計製図」の基礎から「建築設計実習1そして「特別研究」で応用力を養う。
また、「建築計画各論」の授業は、課題解決型の建築計画を建築物全般について学習しワークショップをとおし考え発表することで、自分たちの考えを伝える力を伸ばすことも狙っている。
最後に「特別研究」や「学生コンペ」をとおし、学内の評価と【学外の評価】を受けることにより、他大学の建築を志す学生を意識し戦い、自分の技術的・精神的な力を見極め振り返ることができるように工夫している。特別研究や授業での作品は、鳥取県内における展示場で作品展示を行い、高校生をはじめ一般の方にも広くみて評価を頂いている。

鳥取短期大学ホームページ「住居・デザイン専攻」
鳥取短期大学ポータルサイト「シラバス検索」

4.学生による授業評価

2019年度の授業評価アンケートにおいては、ほぼすべての質問項目にて満足している【結果】が出た。しかし。学生の記述欄に、毎年記載が【無回答0】であることは気にかかる点である。授業展開の問題点等の意見をもらえるような問いかけをして、教育力の向上を図りたいと考える。
建築士受験資格要件が必須とする教育内容で、建築系建築士受験資格に要するシラバスは、毎年変更することができない。しかし毎年、学生の理解度にあわせて授業内容が若干の変更をすることもあり(項目i)、シラバスの変更したことの説明が不十分であった。
【尾崎せい子-01-授業評価アンケート.pdf】
【尾崎せい子-02-授業評価アンケート.pdf】

5.教育改善への取り組み

学内で開催されるFD研修には欠かさず参加している。さらに、授業公開・見学も参加し授業担当者の話し方や配布物・スライド等に関しての個々の工夫や、授業時の学生の動向を参考にしている。そのことを自分の授業展開に参考にし、すぐに実践する。また、私の授業に参加(見学)した教職員からのコメントシートの意見もよりよい授業展開のため参考にしている。
前後期の学期末に教務課から返却される事業評価アンケートの結果を受けて、その都度反省と評価をし、その都度授業展開に取り入れることを心がけている。

6.今後の目標

1) 短期的な目標
  1. 建物やデザインに興味を持つ
  2. 身近な問題を意識する力の向上
  3. 仲間との共同作業の円滑化

1の教育の責任にもあるように、学生一人一人に、建築分野での最低限の力を習得できるようにする。
2) 中・長期的な目標
  1. 地域との連携を図る。
  2. 学生コンペを学生が主体的に取り組むことができる環境づくり

建築やデザインの学びを通し、地域にある企業や団体と実践に即した課題を、地域と共に取り組む。
生活環境のなかで、建築やデザインに没頭できるよう配慮する。そして、学生コンペなどをとおし、学生の教育の質を保証し向上する。
最終更新:令和2(2020)年6月30日

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